老眼には縁がないと思っている方でも夕方に新聞や雑誌が見難くなったと感じている人は夕方老眼かもしれません。
夕方老眼は目を一日中使い続けた夕方になると近くのものが見えにくくなったりする症状です。まだまだ老眼には縁がないと思っている方でも夕方に新聞や雑誌が見難くなったと感じている人は夕方老眼かもしれません。この夕方老眼は現代病ともいえます。昔に比べて視覚社会になってきて知らず知らず目を酷使しています。特にパソコンなどのディスプレイを使って作業する仕事は夕方になると目に疲労が溜まり目の調節機能が弱って物がぼやけたりします。
携帯電話が進化して単なる通話機能だけでなく、メールを書いたり読んだりゲームを遊んだり、またワンセグ機能によりテレビの視聴を長時間している人が増えました。携帯のディスプレイを注視することは目にとってかなりの負担でありそれを長時間続けている若い人達も夕方老眼の症状を訴えるかたが増えています。あるデーターでは40歳男性で目を酷使する作業する人の目の調節機能を一日計測してみたところ、朝9時の調節力年齢は36歳であったのに16時になると調節力年齢は44歳に低下したという報告があります。調節力年齢は個人差があり夕方にもっと視力が落ちた人もいます。
では老眼とはどういうものなのでしょうか。老眼と呼ばれる症状は目のピントの調節が上手く出来ない状態を指します。目の中にはレンズの役目をしている水晶体があり、この水晶体を調節することにより網膜と呼ばれるスクリーンにピントを合わせることにより物がはっきり見えます。水晶体の調節をしているのが毛様体筋と呼ばれるものです。何かを見ようとする時に毛様体筋が緊張して水晶体の厚みを変えることよりピント合わせをしています。本を読んだりディスプレイ作業を長時間していると常に毛様体筋が緊張してる状態になっています。運動で長時間続けていると筋肉疲労になり身体がいう事を利かなくなってきます。目の中でも知らず知らずに目が疲労を起こして夕方に老眼の症状が現れるという事になります。夕方老眼という症状があれば「目を使いすぎですよ」というサインを送っていると思ってください。そのサインを見逃さず適切に対処することで夕方老眼を悪化させずに改善ができます。
夕方老眼になり易いと心配されるのがパソコンなどのディスプレイ作業と長時間携帯電話を見つめる事です。物が見えるというのは光が物体に当たってその反射光が目に入り物と認識できます。本を読むと新聞を読むとかの作業ではその物体から直接光を発しているのではなく、反射光ということになります。それに比べてディスプレイ画面は光を発して文字や映像を映し出しています。つまり光を直視している状態で作業しています。このことは目にとって非常に負担になり疲労が溜まります。少しでも目が少なくなるように、ディスプレイは明るいより暗めが良くコントラストも低めがよいです。またディスプレイモニターには照明器具などの光が映りこまない位置に設定する。大切なことはディスプレイモニターはやや上から見下ろすようにします。モニターは上目づかいの位置だとドライアイの症状も心配されます。休憩はこまめに取ることが大切です。
夕方老眼や週末老眼に予防や治療に蒸しタオルを当てる方法があります。夕方老眼や週末老眼になった方にこの方法をとってピント調節力が改善されたというデーターが報告されています。40度の蒸しタオルで10分間目を暖めます。蒸しタオルは1〜2分ですぐ温度が下がるので、3〜5枚の蒸しタオル用意して10分程暖めると目もすっきり気持よくなりリフレッシュできます。目が疲れたなぁと思ったら試してみてください。